2008年10月24日

遠藤CP講演 その4

経済情勢が世界的規模で劇的な変化を迎えている中
のらりくらりと継続中の遠藤CPの講演メモです。

メイキング上映と講演後の質疑などについてです。

その3から続きです。

(拍手の中メイキングのVTRがスタートです。)

(ナレ:住田アナ)「10月からの連続テレビ小説『ちりとてちん』。なかなかポジティブになれない女の子、そんなヒロインが落語家を目指します。」
♪メインテーマ(会場からは「なつかしい」という声も)
(ナレ)「今回オーディションで1800人あまりの中からちりとてちんのヒロインに選ばれたのは貫地谷しほりさんです。6月ドラマの舞台でもある福井県小浜市でちりとてちんの撮影が始まりました。」
(撮影スタッフ)「我らがヒロインをご紹介します、ビーコこと和田喜代美役の貫地谷しほりさんです。」
(しほりちゃん)「健康的にがんばります。よろしくお願いしま〜す。」
(ナレ)「貫地谷さん演じる主人公は和田喜代美役、最初に撮影されたのは喜代美が大急ぎで走って高校に向かう場面です。」

という内容のVTRで、このあと小浜の登場人物紹介、のど自慢大会の撮影の様子、それから大阪の登場人物紹介があり、落語の再現シーンや上方落語紹介などという感じのですが、上映中の会場では時々笑い声が響き渡っていました。

でVTRの大詰めで、ふたたびメインテーマが流れてきます。
(ナレ)「貫地谷さん演じる喜代美がこれからどんな女流落語家になっていくのか、それはもう少し先のお話です。日本海を臨む若狭の地からお笑いの本場大阪へ、愛すべき家族や愉快な仲間たちに囲まれて喜代美は懸命に自分の道を模索します。一味違ったヒロインに目が離せない連続テレビ小説『ちりとてちん』。新しい涙と笑いの物語をお届けします。」

(上映終了、会場は拍手喝采)「ありがとうございました。(遠藤)」

(スクリーンにはキャストのポストカードの映像)
おお懐かしい、虎ちゃんも写真が小さいですね(会場笑い)、まだこの頃はね。まあそんなこんなで、出来るまでの長いお話を聞いて頂きまして、こんなことで完成して、無事皆様に喜んでいただける番組が出来た(かな)…(拍手喝采)

なんかね僕らも非常に、ちりとてちんというドラマを通して不思議な体験をたくさんさせて頂きました。感謝祭とかやってとか様々な伝説を作り、今日も放送博物館の館長が「100人入ったら私が逆立ちしてあげるわよ(館長さんは女性です)」(会場爆笑)、お蔭様で後ほど館長が逆立ちしてくれるかもしれません。(会場爆笑)

<そまりの勝手な注釈:放送博物館の館長さんは浅野加寿子さんでプロフィールはこちらです。浅野さんは朝ドラ「あぐり」の制作統括をなさっていて、このときに遠藤さんは演出の一人だったようですので、たぶん遠藤さんと浅野さんは気心知れた仲であるとものと勝手に推測しています。なので「逆立ち…」発言は挨拶程度の意味合いだったと思われます。>

というようなことで半年経っても、こんなに愛してもらっている番組が出来て、あのう別に僕とか藤本さんとかが、誰か一人で考えたわけではないんで、いろんな人たちの知恵が集まって出来た番組で、そして皆さんからたくさんの応援を頂いて、なんかたくさんの人たちに支えてもらったなと思っております。

なんか最終的には、こうやって色んな人たちがお互いにバトンを渡していくということを番組を通して僕が教えられたような、そんな感じがいたします。


長い時間の話でしたけれども、ではご質問など…(すかさず手を上げる人に)「早!!」
「(最初の方)持ってきてますので」、「持ってきてる!?(遠藤)」

(その方は、多くの方からのメッセージや質問を代表して持ってきたとのことで、その中から岡山の方の「配役についての」質問でした。)

キャスティングね、これはね偶然です。(会場笑い)
いや、本当にたまたまうまくいったとしか本当に言いようがないです。もちろん一個の大きな要素は先ほどから見て頂いたメモのように、最初から演じるべきキャラクターがとてもハッキリしていたので、こちらとしてもぴったりな俳優さんを探しやすいというのはあります。

でも逆に例えば、糸子さんが和久井さんありきではなくて、台本の糸子さんがあったとして、そこから和久井映見さんを思い浮かべるのはなかなか難しいと思うんですね。これはね、ちりとてちんの企画を立ててるちょっと前に「華岡青洲の妻」というドラマがあってそれを勝田が監督で撮ったんですが、その番組を見ましたら和久井さんという方が、もう一生懸命なのが抜群に可笑しいわけですよ。(会場笑い)機会があったら是非見てください。全くギャグはないのに和久井さんはギャグ一つやってないの抜群に可笑しいんですよ、これはすごいことだなと思って「和久井映見さんとかはどうかな?」と言って、みんなは「ああ??」って「『妹よ』の人ですよね」って、で勝田がやっぱり「いや、この人は根はコメティエンヌですよ!」(会場笑い)
「それで、関西弁喋れるかね?」と聞いたら、その華岡青洲の妻は和歌山弁で、その和歌山弁の方言指導の方がついて和久井さんの和歌山弁は完璧だと太鼓判を押してるという話もあり、これはひょっとしたら面白いのではなかろうかと思ってマネージャーさんの所へ行って「こういうドラマがあって、大雑把でガサツな、わけ分からないお母ちゃん役ですが、そもそも和久井さんお母ちゃん役やりますかね?」と言ったら、マネージャーさんが「こういう役を待ってましたよ」と。(どよめく会場)

みたいなことはあるんですけれども、他の人はだいたい…、ああ京本さん(会場笑い)はちょっと特別で、京本さんの場合は役柄の前に出演が決まってたんです。

藤本さんが、それこそ、ちりとてちんという企画が決まるずいぶん前に「ヒロインにはフーテンの叔父さんがいるんですよ」(会場笑い)、ヒロインどういう人なのか何も決まってないときに、「ヒロインにはフーテンの叔父さんがいます。その叔父さんは京本政樹さんです」(会場爆笑)
いやいやいや、いくら藤本さんの言うことでもそれはねなんて言ってたんですけれども、いざ企画が出来上がってだいたい形になったときに、なるほどここに、ちょっとこう型にはまらない叔父さんがいたら面白いんじゃないかということで、叔父さんが書き加えられ、そして京本政樹さんという人を思い浮かべたら、あまりにハマらなくて面白そうだったんですよ。(会場爆笑)

それから京本さんのマネージャーさんに電話をしまして「まだ、どんな話になるのか分からないんですが、(会場笑い)ヒロインの叔父さんです、でフーテンです。(会場笑い)無職、無職独身の叔父さん役どうですか?」と言ったら京本さんその前に藤本さんの作品で「愛と友情のブギウギ」というドラマに出演されて、「あの時はとても楽しかったと藤本さんが書いて下さるのならどんな役でもやりますよ」と言ってくださったんですけど、顔合わせの時に集まったら松重さんに「どうして俺が父親役じゃないんだ」(会場笑い)「どうして僕が君の弟役なんだ。松重君、病気にならないか」(会場爆笑)

そして小浜のロケが始まって京本さんのシーンが先にあったんです、今日はよろしくお願いしますと言ったら「本当に撮るんだよね、これでもう父親役はないんだな…(京本)」って「まだ言ってたんですか、小浜まで来て何言ってるんですか!?」(会場爆笑)
なんてね様々な紆余曲折を経て、それぞれにこの役には誰がいいかなっていろいろ考え、何人もにもあたっていって決まった人もいますし、第3候補で決まった人もいますし、それはいろいろなんですけれども、でも第1志望じゃなくて第3志望だったなと当初は思ってても意外にうまくいったなという感じでしたね。

なんかこう、様々な偶然と出会いに支えられてなんとかなったという感じでございます。はい、あまり大した答えじゃなくてすいません。

では他にご質問は?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回で遠藤さんの講演メモは終了する予定でしたが
日本人として、やっぱり“その4”で終わるのはどうかなと…
あんまり縁起が良くないかなぁなんて思いまして

結局まだまだ続きます。m(_ _)m


その5はこちらからどうぞ。

posted by そまり at 22:51| Comment(8) | TrackBack(0) | ちりとてちん関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
詳細な講演メモ、楽しく読ませていただいております。
細かいですが、「華岡青州」と「京本政樹」が誤変換されてます。
メモを完璧なものにするため、一応お知らせしておきますね。
Posted by あさの at 2008年10月25日 10:04
って書いたコメントで文字を間違えてどうする。正しくは「華岡青洲」です。m(_ _)m
Posted by あさの at 2008年10月25日 10:10
そまりさん今日は

五部構成とは大作になりましたねぇ、ご苦労様です。
しかしこれだけ我々を引きつけるちりとてちん、数字は取れないが一部に熱狂ファンが付くと見抜かれた上司さんの眼力は凄いですね。


Posted by レイニー at 2008年10月25日 12:52
あさのさん、はじめまして〜

隅々まで読んで頂きまして、ありがとございます。ご指摘の箇所は、変換時に何にも考えずに第一候補で確定したみたいで、その後とくにチェックしてませんでした。なんか、お恥ずかしい次第です。

誤表記の部分は、さっそく修正させて頂きますね。また、まだ間違いが残っていましたらご指摘のほどをよろしくお願いします。

ところで、あさのさんも未だに“ちりとて中毒”改善せずという、お仲間なのかなぁと思ったりしてますが、いかがでしょうか?
Posted by そまり at 2008年10月25日 22:28
レイニーさん、こんばんは〜

いつもコメントありがとうございます。

>数字は取れないが一部に熱狂ファンが付くと見抜かれた上司さんの眼力は凄いですね。

ちりとてちんは本当にいろんな幸運に恵まれた奇跡の作品だったということなのでしょうね。そういえば「ろうそくは消える直前が一番明るい」なんてことも言われていたような…



Posted by そまり at 2008年10月25日 22:54
> ところで、あさのさんも未だに“ちりとて中毒”改善せずという、お仲間なのかなぁと思ったりしてますが、いかがでしょうか?

あはは。ご明察でございます。
そまりさんのところを始め、ちりとてちん関連のブログを未だに巡回してるんですから、明らかに“ちりとて中毒”ですね。ファン活動的なものには無縁なんですけど。
生活に支障を来すくらい夢中になれるドラマに出会えたのは嬉しいんですが、続編については、「んー、しんどい。」と思っている口です。

そまりさんのブログは、やはりロケ地情報が他の追随を許さぬ素晴らしさですが、今回の講演メモも、どのサイトよりも詳細で、貴重な記録だと思います。読ませていただいて本当にありがとうございます。完結前ですがお礼を言わせていただきます。
Posted by あさの at 2008年10月26日 00:45
あさのさん、こんにちは〜

私も遠藤さんの講演内容をブログに載せようとしてる時に、ふと何でこんなことやってるんだろう私…なんて思うこともありますけど、どうもやっぱり完治しそうにありません。(^^;

ちりとてちん続編よりは、またスピンオフを見てみたいですね。
あと底抜けに落語にハマってる青木崇高さんが若き日の三代目草若師匠を演じてくれないかなぁという妄想を抱えていたりしてます。


Posted by そまり at 2008年10月26日 15:27
レイニーさんへの自分のコメントを読んで、ちょっと補足をさせて頂きます。

>そういえば「ろうそくは消える直前が一番明るい」なんてことも言われていたような…

の部分は、遠藤さんの講演で出た話ではなく、朝ドラの長い歴史例えるとこんな表現かなと思って書いたものです。
分かりにくいコメントで失礼しました。m(_ _)m
Posted by そまり at 2008年10月26日 15:37
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